久しぶりに東海高校カヅラカタ歌劇団を観劇。休演中にも何度かコソコソ観に来て元気をもらっていた。いつ観ても感動する。今回のショーも観に来て本当によかった。
4年前の秋の本公演の竜馬伝のとき、ショーで「明日へのエナジー」の場面があった。その時いちばん端っこで白衣の衣装で、とっても熱いエネルギーに溢れている小っちゃい中1の少年を見つけ、それからずっと応援していた。その子が最年長になってすっかり凛々しくなり団長になり、なんと「明日へのエナジー」のセンターを力強くエネルギッシュに歌い踊っていた。その勇姿を見て思わず涙した。彼はどの公演でどんな立ち位置にいても全身全霊で、熱く、細部までこだわっている。きっととても真面目で、そしてなによりカヅラカタがとても好きなのだろう。今回は更に団長であるという責任感も伝わってきてとても心を打たれた。この姿勢は見習わなければと思った。そんなさすけ団長が率いているからか、どの場面も一人一人がとても個性的にのびのびと演じていて、観ていてとても楽しくあっという間に終わってしまい、団員数僅か13人であることに最後まで気がつかなかった。13人でこれだけ迫力ある舞台を作ることができるのだから、部員が増えたらきっと物凄いものができるに違いない。さすけ団長が最後に下級生に向けて言った「部員が足りないので…心から…入ってください」という勧誘の言葉があまりに切実だったので是非とも部員が増えることを祈る。秋の本公演のスカーレットピンパーネルは土曜二回日曜1回の三回公演だそうでかなりハードそうだけれどもとても楽しみ。